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===ネコのアピール===
「オーナーに内緒にしておくから早く抱きなさい」 店長が静に告げた言葉が静の頭の中に響く 「いいよ猫同士で仲良くね」 店長は私にオーナーと別れなさいと暗示したのか? 静にはオーナーと別れることは出来ないし、店長の事も裏切れない。 静が歩きながら悩んでいると、静に舞が寄り添うのだった。 静は舞の腰に手を回しやさしく抱き寄せた。
--------舞のアピール---------
静はさっきまで忘れていた、初めて会ったばかりの舞に惚れた
一番大切な舞の事
を、思い出した。 静は足を止め舞を見つめてしまう (何て純粋なの・・・抱かないと・・・取られちゃう・・・) 静の心臓は、まるで初恋の少女の様にドキドキと高鳴る・・・ 「おなか空いた・・・」と舞が切り出した。 「舞ちゃん、なにか、お買い物に行こうか?」ハッとして舞に聞いた。 「うん!」おとなしい舞が元気に返事をした。 「可愛いね。」静はそんな舞がいとうしい。 「お姉ちゃんが欲しかったの・・・」舞が微かな声で静に呟いた。 舞は静が姉だったらいいなとしか考えていないらしい 静は、この言葉で心を決めた・・・舞しか居ないのだから・・・ 舞が欲しい・・・オーナーに鞭で打たせたくは無い・・・ 「舞ちゃん、お姉様と言ってね。」 「はい、お姉様」 今夜舞が、どんな声に変わるんだろうと静は思いを巡らしていた。 「お姉様・・・彼氏は居ないの?・・・」 「えっ・・・いないけど・・・何で聞くの?」 「舞・・・とってもお料理上手だよ。」 「舞ちゃん・・・」静は舞が気に入って貰おうと必死何のだと気が付いた 「カレーが得意なんだよ。」 「カレー・・・なの・・・」 (そうか舞は行き場が無いから、私に無理してアピールしてるんだ。)
----------同棲宣言----------
「舞ちゃん、スーパーで買い物してね。」 「うん・・・カレーは毎日煮込むと・・・おいしいよ。」 きつく静の腕に舞が縋り付いた 舞は一緒に暮らしたいとはっきり言えない 「お味噌汁も美味いよ。」舞は、静に大きな瞳を向けて甘える。 (住みたいんだ・・・舞の言葉は私に甘えている。) 静はこの言葉しか思い付かない。 「毎日、朝ごはん食べたいな〜」 舞が黙ったまま静の肩に頭を添えた。 静は舞の腰に手を添えた。 静は無口な舞が精一杯にアピールしたのが痛い程わかる (舞の家に、なにか秘密があるんだ。)
-----スーパーで買い物上手の舞----
舞は静より計算高い・・・ 静はカートを押すだけで良いのだった・・・舞が先に品々を吟味する。 「サラダを作るから」舞が言う。 「舞ちゃん、今日は惣菜や出来合いの物でいいわ。」 「なんで」 「歯ブラシやパジャマ買うんでしょ?」 「いいの?」 「いいよ、下着もみんな新しくしなさい。」 「お姉さま・・・ありがとう・・・」舞は涙ぐんでいた。 「舞ちゃんが好きだよ・・・」 言葉を止めて、ただ見つめあう二人には言葉に出来ない何かが生まれた。 お買い物はたくさんの量になる。 舞のお買い物上手はレジでもわかる店員の指先と会計の表示を見比べる。 「計算して買ったんだよ。」 「ありがとう舞ちゃん・・・沢山買ったから、お家に帰ろうよ。」 「うん」
-----無限軌道のマンションのエレベーター----
マンションのエレベーターに乗った。 もう舞は家に帰らない・・・両手に荷物を吊したままの舞の肩口から見つめた。 今にも舞の項を舐めてあげたい・・・静はタチになるのか? 「チーン」 「止まったよ・・・」 「えっ・・・」 「お姉さま・・・お部屋・・・何階なの?」 「舞・・・」静はお買い物袋を置いたままで抱きしめた。 「お姉さま・・・」舞の驚きは覚悟していた様に言葉を止めた。 抱き合う二人は、エレベータを止めてしまった。 誰かがボタンを押さないと再び動かない・・・このままでいい・・・ キスは自然に見つめあい舞が瞳を閉じたまま静かの唇が優しく重なる。 キスの時間が、どれだけ長かったかのか熱くなった二人にはわからない。
また一階に戻ってしまった。 「チーン」離れた二人に気がついたのか、OL風の女性は赤くなった。 「何階ですか?」 「はい・・・五階です。」静は真っ赤になってOLに押してもらう。
-------聞かなければまた最上階へ------
(チーン)「あの〜・・・五階ですよ」余計なOLは微かに笑っていた。 「えっ・・・すいません。」二人が出るまで押してくれた。 廊下には、二人しかいない。たくさんの荷物を持ったまま進まない。 「お部屋は突き当たりだよ」ようやく静が舞に伝えた。 仲良く鍵を開けた。 純粋な舞といやらしい静が今夜一つになる。淫靡なドアが静に開いた。 「台所に置いてね。」 「うん・・・おねえ様、冷蔵庫に入れていいかな?」 「お願いね。」 「野菜室に、ニンジンとキュウリとナスなんだ・・・」 「えっ・・・そうよ・・・」 「バナナは冷凍庫なんだ・・・」 「えっ・・・」舞は静の動揺に気付かない。 「冷凍バナナラップにくるんだバナナ・・・」舞が独り言を言う。 見られたのは、単なる代用品 そうだ証拠を消さないと 「おねえ様ハブラシどこだっけ?」 「私の袋に身の回り品はあるから、舞はカレーの支度してよ。」
「うん・・・ジャガイモの皮むき器ある?」 「引き出しに・・・」あっしまった見られた。・・・ 舞は暫し静止した・・・・が何にも見なかった様に振舞う。 舞はかえって不自然な動きなのだ。舞は引き出しにある物を見たはずだ。
--------野菜や冷凍バナナはレズプレイの代用品-----------
ハブラシ・・・化粧品や洗面用具を隠し、 おトイレに常備したオーナーの品や浣腸器具やグリセリン ユニットバス、寝室を片付けてキッチンに行く・・・
舞はカレーの具を丁寧に支度していた。
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